複数の通貨ペア
為替の変動リスクを抑える為に
複数の通貨ペアを持つ手法があります。
つまり通貨のポートフォリオを組むと言う事です。
ハッキリ結論を言ってしまうと、リスクを完全にカバーしながら
金利を享受する為のポートフォリオを組むのは正直言って
初心者には難しい事だと思います。
通貨の相関性は確かに存在しますが、
現在の通貨の変動要因は多岐に渡っているので、
それらを踏まえてポートフォリオを組むのは難しく、
初心者の場合には逆効果になり、結果的に単一通貨を扱う方が
良かったなんて事にもなりかねません。
それらを踏まえた上で主要通貨の相関性を簡単に紹介すると、
まずクロス円での取引の場合には米ドルとユーロは
逆相関の関係にあります。
つまり、米ドルが下がればユーロは上がり、
ユーロが下がれば米ドルが上がると言う訳です。
これには商品市場の動向も関わっていて、
◆商品相場が高騰
⇒米株式下落→米ドル下落
⇒ユーロ圏株式上昇→ユーロ上昇
◆商品相場が下落
⇒米株式上昇→米ドル上昇
⇒ユーロ圏株式下落→ユーロ下落
つまりユーロと商品相場は相関関係にあり、
米ドルは逆相関関係にあると言う事です。
こういった理由から、商品相場と連動しやすい豪ドルやNZドルは
ユーロと相関関係にあると言えます。
単純に米ドル/円の為替変動リスクを軽減するには
ユーロ/円のポジションも同時に持てば良いとなりますが、
実際にはそうは単純にいかないものです。
初心者の内は単一通貨で取引した方が
良い結果となる事が多いようなので、
よく考えて通貨ペアを選びましょう。